PTAの「監事」には誰が適切?正しい会計監査と選出の基準

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)‗PTA監事

 

PTAの年度末に行われる「会計監査」。この監査を担う「監事(監査役)」は、会計報告の正当性を担保し、保護者に安心感を与える重要な役割です
でも「どんな人を選べばいいかわからない」「誰に頼むのが適切なのかあいまいで不安」といったご相談をよくいただきます。
そこで、どのような人を監事に選ぶのが適切なのか、公認会計士に確認してみました。

 

1. 最も重要なのは「独立性」

  PTAをたすけるPTA'S(ピータス)‗PTA監事監事を選出する上で最も重要な基準は、下記の通り「独立した立場であること」です
 
●兼任の禁止:その年度の役員や、会計・書記といった実務を担う人が監事を兼ねることはできません
客観的な視点:外部(役員以外)から見てPTAと利害関係がなく、客観的にチェックできる立場の人であることが求められます
 
 
2. 属性よりも「実態」を重視
「現役の保護者がいいのか、OBや先生がいいのか」という属性に法律上の決まりはありません
大切なのは、「保護者に対して、第三者の視点できちんと説明ができる体制であるか」という実態です。学校職員が1名入るなど、現在の規約や会則に則って選出されていれば、無理に人数を増やす必要もありません

 

3. 監事が機能することで信頼が守られる

監事が「独立した立場」で厳正にチェックを行っているという事実は、会員だけでなく、全保護者に対しての信頼の証明となります。「引き受けてもらえるから」といった形式的な選出にせず、適切な立場の人に依頼することが、健全なPTA運営の第一歩です。
 
最後に、PTAの会計は、第三者的にチェックをする監事の存在も大切ですが、そもそものガバナンス(管理体制)や、現金の動きを正確に記録することも重要です。
それらについては、下記記事でご確認ください。
 
少しでも、PTA会計の透明化と、会計担当の皆さんの心理的・作業的負担軽減のお役に立てましたら幸いです🍀
もし、領収書の仕分けや総会資料作成サポート等が必要な場合は、こちらもご利用ください。
 
 
 

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