さいたま市の公立小学校PTAが、【旗当番シフト作成ツール】開発を依頼した事例です。
PTA
<利用者詳細>
・利用PTA:公立小学校PTAの会長を務める小島毅士さん
・PTA名:さいたま市立島(シマ)小学校PTA
・PTAの所在地と規模:埼玉県さいたま市、約890名
・利用業種カテゴリー:PTA’S+RoBO
・実施内容:【旗当番シフト作成ツール】開発
<感想>
「旗当番の作成アプリを探すため、ネットで検索したことがきっかけで、PTA’Sさんのことを知りました。
千葉県流山市小山小学校PTA様が旗当番シフトツールを導入された事例を拝見し、本校PTAでも状況や課題に対する考え方が同様であることから、導入の可能性を感じ、PTA’Sさんにお問い合わせいたしました。
これまで当校PTAでは、登下校時の横断誘導を当番制とし、旗振りのポイントや曜日をPTAで指定してお願いしてきました。しかし、共働き世帯の増加や、子どもが通らない横断歩道に立つことへの不合理さ、お休み連絡の対応など、協力を得る難しさや運営の負担が課題となっておりました。
そこで、令和6年度には「全体で見守る活動」へとシフトし、より多くの保護者の皆様に子どもたちの安全をサポートしていただけるよう取り組みを見直しました。実際、見守りをしてくださる保護者の方はいらっしゃる一方で、付き添い登校が中心となり、横断誘導ポイントに立っていただく機会が減少するという新たな課題も浮き彫りになってきました。
こうした背景から、保護者の皆様に気持ちよくご協力いただきながら、横断誘導ポイントでの安全確保を実現する仕組みが必要だと考えておりました。そのため、小山小学校様と同様に、保護者の希望に応じて旗振りのポイントや曜日、頻度などを選択できる仕組みが理想でした。その理想を実現できるツールがあるのであれば、ぜひ導入を検討したいと思い、今回ご連絡させていただきました。
導入した【旗当番シフト作成ツール】は、Google formにて、アンケートのように保護者の方から横断誘導のポイントや、曜日、頻度を確認し、それを自動的に当番表に落とし込むことができるツールです。開発担当の合同会社RoBOの藤島さんにも、大変お世話になりました。
ツールの使い方を理解してからは、業務の効率化が劇的に進んだと感じております。
保護者からの希望データが集まれば、当番表は自動で作成されるため、その後は学校やPTAで利用しているデジタルお便りを通じて保護者の皆様に配布するだけで完了します。
導入から数か月ではありますが、参加してくださる方が、従来の当番制の頃と同程度まで増加していることに驚いております。以前は当番制で仕方なく参加していた方もいらっしゃったかもしれませんが、このツールの導入により、希望に沿った形での参加が可能になったことで、量的な改善だけでなく、質的な効果も期待できるのではないかと考えております。
今後は、さらに周知を進め、より多くの保護者の皆様にご理解いただけるよう努め、参加者の増加を図ることが重要だと考えております。これにより、横断誘導ポイントを増やし、子どもたちの安全確保をさらに充実させることができると期待しております。この【旗当番シフト作成ツール】は、保護者全体で協力できる環境を整えるうえで有効な仕組みであると感じております。
最初のご相談から導入、そしてその後のフォローアップまで丁寧に対応いただいております。
PTA’Sの増島様、そして合同会社RoBOの藤島様は、他校の状況や改善のポイントを熟知されており、ご相談させていただくだけでも大変価値があると感じております。
本校PTAでは、この経験を踏まえ、現在、登校班編成ツールの導入についてもご相談を進めております。
本校で感じていた課題や悩みは、多くの学校にも共通していると考えております。工数や手間の多さに加え、経済的な制約もあり、改善が難しいケースは少なくありません。こうした状況を踏まえると、単会や学校単位での対応には限界があります。そのため、都道府県または政令指定都市のPTA連合会やPTA協議会、教育委員会、さらに市や県といった行政と連携し、地域の学校が同様のツールを導入できる仕組みを整えることは、子育て世代の保護者目線から見ても重要な取り組みではないかと感じております。
PTA’Sさんに限らず、業務のアウトソーシングを支援するサービスの存在意義が、今後さらに広く認知されることを期待しております。」
企業
<PTAサポーター企業詳細>
・受注企業:合同会社RoBO
・PTA’S内URL:https://ptas.site/service/robo/
・企業の所在地:神奈川県川崎市
・担当者:藤島 一広さん
<感想>
「島小学校PTAさんから旗当番についてのご相談をいただき、ツールのカスタマイズと運用開始までのサポートをさせていただきました。
【旗当番シフト作成ツール】も開発から3年目になり、導入いただいたPTA様も増えてきて、初回お問い合せ時のお打ち合わせから導入まで、非常にスムーズに進めさせていただくことができています。
島小PTA様もそうですが、お問い合わせいただくPTA様の多くが”現状に課題がある”ことの認識をきっかけに【旗当番シフト作成ツール】に辿り着かれます。今回は、その課題がどこに起因するのかというのがある程度明確になっていたため、ツールでできる事・できない事と、そのできない事を運用でどこまでカバーするのか、もしくは運用の見直しをするのかなど、さまざまな点で非常にスムーズに進めさせていただくことができました。
登校班編成ツールでもお役に立てればと思っております。引き続きよろしくお願い申し上げます。」
\その他、PTA’S(ピータス)の「利用者の声(事例集)」は、こちらからご覧ください/