つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校PTA「秋まつり2023」におじゃましました。

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り
PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_ブログfor PTA このブログは、PTA’S運営者の増島による、PTAのためのブログです。

双子育児中に「保育士」資格、独立後「放課後児童支援員」資格を取得。
PTA副会長経験を活かし、PTAの効率化・適正化を通して、家族の時間を最大化することを目的に、PTA’S(ピータス)を運営しています。
全国のPTA役員さんや保護者のみなさんの、少しでもお役に立てれば幸いです。

つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校PTA「秋まつり2023」におじゃましました!

2023年11月18日、つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校PTAが企画・運営する「秋まつり2023」におじゃましてきました😊
富士見ヶ丘小学校PTAさんとは、運動会のスタッフ派遣のご依頼がご縁で、色々とサポートさせていただいています。

秋まつりは、今年で4回目とのこと。
子ども達はもちろん、大人も楽しい、本当に様々なコンテンツが展開されていました。
ほんの一部ですが、写真とともにご紹介します。

 

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り
保護者によるプログラムコーナー
※保護者が講師を務めるコーナーが多数ありました。
PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り
体育館でのプラネタリウム

 

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元校長先生による、地元の生き物教室
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近隣校の先生による腹話術

 

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教室内でのドローン教室
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地元の筑波大学大学院生による古典教室。大学院生からは 「子ども達に学びがあるか、知的好奇心を刺激するものになるか、そもそも楽しんでもらえるのか…など、不安は大きかったですが、当日は予想以上の反響で、子ども達だけでなく、PTAの方々や教員の皆さまからもお褒めの言葉をいただいたことは大変嬉しく、私自身も大きな達成感を得ることができました。」といった嬉しい感想も寄せられたそうです(^^)

 

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り
遊べる車
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シャボン玉ショー

 

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り
地元の消防車と救急車
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近隣の会社に社会見学

 

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り

 

子ども達が楽しそうなのは言うまでもありませんが、先生・PTA・保護者全員の誰もが本当に笑顔でした。
そして、我が子だけでなく、来場する子ども達全員に声をかけ先生はPTAや保護者に、PTAや保護者は先生に、「ありがとう」と言い合っている様子が、とても印象的でした。

 

実行委員会が集まらなければ開催しない

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り

富士見ヶ丘小学校PTAの「秋まつり」実行委員は、総会の議決のGoogleフォームで募集。
そして、実行委員が集まらなければ開催しないし、集まった人数に合わせておまつりの規模も変えているそうです。
決して、「〇人集めて、〇〇をやらなければならない」と決めていないとのこと。
企画も全て、その年の実行委員さんが決めて、交渉なども全て行うそうです。
毎年コンテンツが変わるので、年々「秋まつり」を楽しみにしている子ども達が増えるのもうなずけます😊

PTAで参加自由のイベントを開催するとなると、運営や防犯が不安、という声をよく聞きます。
確かに、保護者も参加するイベントとなると、普段の学校の3倍近い人が来校することになりますし、保護者の見分けも難しくなります。
富士見ヶ丘小学校は、児童数が1,200人近いマンモス校なので、尚更です。

 

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_富士見ヶ丘小学校秋祭り対策を聞いたところ、Tシャツの色分けをしているとのことでした。
秋祭りの主メンバーとなるPTAの本部役員と、秋まつり実行委員、サポートメンバーとなる当日のみのボランティア保護者で、Tシャツの色を分けることで役割が明確に分かります。
当日のみのボランティア保護者も、誰に何を聞けばいいのか分かりますし、不審者対策にもなります。
こういった工夫も、運営する側と参加する側の安心に繋がり、「秋まつり」を楽しく続けていく秘訣になっているのではないでしょうか。

 

中学生になっても戻ってきたくなる学校、この学校でよかったと思える学校に

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_運動会サポート事例
つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校PTA会長 牟田聡子さん

今回、「秋まつり」を取材させていただくにあたって、PTA会長の牟田聡子さんにお話しを伺いました。

牟田会長は普段から、校長先生をはじめとした先生方やPTA役員さんと、「中学生になっても戻ってきたくなる学校にしたいよね」「この学校でよかったと思える学校にしたいよね」と話しているそうです。
そのための手段の一つとして、「秋まつり」があります。
皆さんのその想いが伝わっているからこそ、
初代校長先生や近隣校の先生がイベントに参加してくれる、
地元企業が土曜日にも関わらず社会見学を受け入れてくれる、
隣の学校の保護者やPTA役員さんも来校してくれる、
近所の方も開催を喜んでくれる。
そんな「秋まつり」になっているのだと思います。

これはまさに、PTAが地域の資源(自然・企業・人)を子ども達のために活かすハブとして機能している、とても素敵な例ではないかと思います。

 

対話と試行錯誤を重ねて少しずつ前進

先ほども申し上げた通り、富士見ヶ丘小学校PTAの「秋まつり」は今年で4回目。
実行委員会に立候補する保護者も年々増えているそうです。

一方、運動会は、2023年に初めて平日開催にしたそうです。
理由は、前年度が土曜日開催で、それが理由でスポーツの大会と重なった児童が、運動会に参加できなかった例があったから。
運動会は学校行事ですが、PTAによる保護者誘導や見回りなど、学校だけでは運営できないのが実情です。
牟田会長は、「運動会は本来子どものものですから、子ども達に返すべきだと思います。」と前置きしながら、
「ただ、多くの保護者が観覧に訪れるのも事実なので、改めて保護者にアンケートを実施する予定です」とのことでした。

PTAの事情は、地域によっても学校によっても規模によっても、本当に様々です。
だからこそ、こうすれば必ず!といった解決策はなく、特に新しい試みはなかなかうまく進められないことも多いと思います。
富士見ヶ丘小学校PTAさんのように、学校・PTA・保護者が一丸となって対話に臨み、試行錯誤しながら前進する姿は、全てのPTAにとって、参考になるのではないかと思います。

 

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