
双子育児中に「保育士」資格、独立後「放課後児童支援員」資格を取得。
PTA副会長経験を活かし、PTAの効率化・適正化を通して、家族の時間を最大化することを目的に、PTA’S(ピータス)を運営しています。
全国のPTA役員さんや保護者のみなさんの、少しでもお役に立てれば幸いです。
市民活動やボランティア活動のための保険があるのをご存じですか?
自治体の多くが、地域住民のボランティア活動を支援するために「市民活動保険」「ボランティア保険」といった制度を準備しているようです。ただ、制度の付与や内容は自治体によって異なります。
<例>
-
東京都品川区
・保険名:ボランティア活動保険
・対象者:区内で活動するボランティア団体や個人
・補償内容:活動中の事故やケガによる医療費補償、第三者への賠償責任
・お問い合わせ先: 品川区役所または品川ボランティアセンター
・https://shinashakyo.jp/volunteer/hoken.html -
大阪府大阪市
・保険名:市民活動保険
・対象者:市内で登録された団体および個人
・補償内容:活動中の事故(傷害・補償)に加えて、災害時のボランティア活動もカバー
・問い合わせ先:大阪市市民協働課
・https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000075248.html -
愛知県名古屋市
・保険名:市民活動総合補償補償
・対象:名古屋市内で活動する登録団体
・補償内容:傷害保険、賠償責任保険、物品損害保険
・お問い合わせ先:名古屋市市民活動推進センター
・https://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/2-5-3-0-0-0-0-0-0-0.html
上記のように、保険の詳細については各自治体が運営する窓口に問い合わせることで確認できます。是非、PTAが属する自治体の窓口に問合せしてみてください。
問い合わせ先
市民活動保険に関するお問い合わせ先は、主に以下になるようです。
●各自治体の市民活動推進課や社会福祉協議会
●各自治体のボランティアセンターや市民活動センター
●自治体の公式ホームページ(「市民活動保険」または「ボランティア保険」で検索)
PTAが利用する際の留意点
PTAでイベント等の様々な活動をする際は、適切な保険に加入することで、トラブル等のリスク管理に有効かと思います。以下の点に留意の上、ご検討ください。
① 活動内容の把握
● 該当のPTA活動が補償の対象となる保険か確認します。 自治体の保険では、清掃活動や交通整理、イベント開催などがカバーされる場合が多いようです。ただ、内容によっては対象とならないケースもあり得ます。よくご確認ください。
② 加入単位
● PTA全体でまとめて加入する場合と、個人単位で加入する場合があります。
● 団体加入では、事前に活動計画や参加人数を提出する必要があります。
③ 保険の範囲
- 活動中の事故だけでなく、準備や撤収時の事故、またはPTAが主催する行事中に起きた第三者への損害が補償対象になるか確認しましょう。
④ 申込方法
- 自治体や社会福祉協議会の窓口で対話的に検討します。
- 必要な書類として、活動計画書や団体の連絡先が求められる場合があります。
⑤ フン
- 自治体によっては、保険料が無料または低額で済む場合があります。
- PTAの予算に応じて必要な補償内容を選択します。
4.まとめ
市民活動やボランティア活動の保険は、多くの自治体が提供しています。PTAをはじめとする団体が加入する際には、活動内容に合った補償内容を選択し、事前に詳細を確認することが重要です具体的な保険の内容や申請方法については、自治体の市民活動課や社会福祉協議会、公式ホームページなどで情報を収集していただければと思います。
必要に応じて、住民の窓口に直接お問い合わせください。
\その他、「ブログ for PTA」は、こちらからご覧ください/