先日、関東のとある市のPTA連合会様からのご依頼で、【コロナをきっかけとしたこれからのPTAについて~PTA’S(ピータス)を活用して、持続可能で効率的なPTAに~】というタイトルで、お話しさせていただく機会をいただきました。
PTAのあり方や、コロナ禍の活動について検討されている中、PTA’Sの研修参加をきっかけに興味を持っていただいたそうで、「PTA’Sの事業内容と、他校PTAでの活用事例、昨今の効率化やアウトソーシングに関する動向などについてお話いただきたい」といったご依頼でした。
こんなにも光栄なご依頼をいただけるとは夢にも思いませんでしたので、ありがたくお引き受けいたしました。
そして何より嬉しかったのは、PTA業務のアウトソースについて前向きに検討いただいていることでした。
内容は、
・PTAの現状と課題
・今後のPTAについて
・PTA’S(ピータス)の目的
・PTA’S(ピータス)の機能
・PTA’S(ピータス)の活用事例
といった構成で、質疑応答含め、たっぷり1時間お時間をいただきました。
※上記画像は、スライドの一部です。
質疑応答では、「PTAは必要だと思いますか?」や「任意加入を推し進めて、うまくいった例はありますか?」など、様々なご質問をいただきました。
改めて、PTAの役員の皆さんが頭を悩ませていることは、どの地域も同じであることを実感しつつ、もっともっと情報発信やコンテンツの充実化が必要だと感じました。
参加者アンケートを取らせていただいたのですが、以下のようなご意見をいただき、大変励みになりました。
・PTA活動をアウトソースすることを検討する、いいきっかけになりました。
・PTASのようなツールは知らなかったので、とても勉強になりました。これからのPTAの方向性や能性のために、ありがたく活用させていただきます。
・アウトソースについて貴重な話を初めて聞くことができました。学校のPTA本部にも伝えたいと思います。
・今後、何かあればご相談させていただきます。よろしくお願いします。
・なかなかアウトソースという発想にはたどりつくことはできませんでしたが、保護者の負担を減らす選択肢として、認知されていくことを期待しています。
・PTA本部の仕事を見直す上で、企業の協力を求めることは非常にいい選択だと思いました。
もちろん、以下のような貴重なご意見もいただきました。
・アウトソーシングという選択肢は良いと思いますが、それにより費用もかかり、役員からどのように同意を得るのかなど、課題はあると思う
・費用対効果が気になります。あと、保護者の理解を得られるかも気になるところです。
・理解は出来ましたが、実際に実行するには、簡単ではない気きもします。
・本部での意志決定プロセスの透明性を担保する必要があり、慎重に検討が必要だと感じました。
アウトソースする際の企業選定はもちろん、他役員との合意形成や保護者への説明、価格の妥当性の判断など、まだまだ参加者の皆さんの不案を払拭できない様々な課題があることに気付くことができました。
今後、もっともっと、アウトソースを安心してスムーズに行っていただくための、実用的な書類やマニュアルなどを検討していきたいと思います。
PTA’S(ピータス)について、PTA連合会様からご依頼をいただいて、お話をさせていただくのは、今回が初めてでした。
本当に多くのことを学ばせていただきました。
このような機会をくださった市のPTA連合会様に、深く御礼申し上げます。
今後も、少しでもお役に立てるよう、益々努めてまいります。
本当に、ありがとうございました。