新年度を目前に、各自治体でPTAに関する様々な試み・取組みがされているようです。
みなさんの、来年度の活動の参考等にしていただけましたら幸いです。
①福岡県北九州市
2月4日付「毎日新聞」に【北九州市教委「PTAの入退会意思確認を」小、中、特別支援校に通知】という記事が掲載されていました。
記事内には、
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PTAは任意加入の団体であり、入退会は保護者ら本人の意思に基づくものであることを周知すること、入会申込書や退会届を提出してもらうなどの方法で意思を確認するよう求めた。
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とありますが、そもそも入会申込書や退会届をどうやって作っていいかわからないPTAも多いと思います。
PTA’Sでは、
「入会届/非入会届/退会届」のひな形と、
作成時の留意事項を、ダウンロードいただけます。
→ https://ptas.site/nini-kanyu/
いずれも弁護士のアドバイスに基づいて作成していますので、
安心してご利用いただけます。
PTAの任意加入が周知され、実運用が推し進められることは、
保護者の負担軽減にも繋がり、とても重要です。
そして、保護者が無理なく前向きに参加できるPTAになることで、
子ども達の学校生活は、本当の意味で充実化すると思います。
全国のPTAの、少しでもお役に立てましたら幸いです。
是非、ご活用ください。
②佐賀県
2月10日付「佐賀新聞」に【教員の働き方改革へ協定 佐賀県PTA連合会と県教委】という記事が掲載されていました。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/809258
記事内には、
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教員の働き方改革などを保護者側からも後押しし、子どもたちが充実した教育を受けられるように手を取り合う。
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とありましたが、PTAにも「働き方改革」は必要です。
PTAが担う業務の中には、
保護者にしかできないことと、
保護者でなくてもできることがあります。
保護者にしかできないことに、リソースを集中させ、
保護者でなくてもできることは、むしろプロ(企業)に任せて、
質を向上させ安定させる。
そうすることで、
保護者の負担・不満は軽減され、
保護者の不満に伴う先生の負担も減り、
まさに、
「子どもたちが充実した教育を受けられるように手を取り合う」ことが実現できるのではないでしょうか。
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県庁であった締結式では佐伯会長が「先生や教委からは保護者に言いにくいことをPTAが伝え、教育現場の負担を減らしていきたい」と意義を強調した。
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ともありましたが、PTAが学校と協力してできることって、もっとあると思います。
今までは、何となく頼り合いつつも、曖昧な線引きをしていた学校とPTAが、
子ども達の豊かな学校生活のために、タッグを組むことを表明する。
とても素敵なことだと思います。
この取組みが、もっともっと具体的になっていくためのツールとして、
PTA’S(ピータス)もお役に立てるよう、引き続き努力してまいります。
③熊本県熊本市
熊本市教育委員会主催のオンラインイベント[Kumamoto Education Week]の様子が、見逃し配信でご覧いただけます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrZt-_pleLM2Kw5Fux0QK7FwqLSqoPOoC
このイベント内の「持続可能なPTA活動のために」というテーマでは、熊本のPTAの皆さんが、様々な取り組みについてプレゼンされており、闊達に意見交換されています。
「関わる大人全員がイキイキワクワクしている姿を、子ども達に見せたい」とおっしゃっているPTAの方もいらっしゃって、とても共感いたしました。
このイベントに登壇されている住田昌治先生が、PTA’S(ピータス)についてもご紹介くださっています。
お時間許しましたら、是非ご視聴ください。