よくあるご相談⑥「PTA保険・・・誰に聞いたらいいかわかりません💦」

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_PTA保険

 

PTAの保険、分からないことがたくさんありますよね…

PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_PTA保険Q&APTA’Sには毎年、年末から春先にかけて、保険に関するご相談が急増します。

「この補償は、本当に必要でしょうか?」「もう少し、掛け金を安くしたいのですが・・・」「この金額は、妥当ですか?」

といった、具体的なご相談もいただきますが、「そもそも、PTAの保険について、よく分からない・・・」という声もよく聞かれます。
そこで、PTA保険のよくある質問に関して、専門家に聞いてみました。

 

Q1.「PTA団体補償制度」と「学生・こども総合保険」の違いを教えてください。

A:分かりやすくするために、「PTA団体補償制度」と「学生・こども総合保険」の違いを表にまとめてみました。

 

①補償内容

②申込み窓口

③補償対象者

④費用(契約金額)

⑤払い先

⑥割引の有無

PTA団体補償制度

※エリアにより名称は異なるが「PTA」と入っている
※一般的に「PTA保険」と呼ばれる保険は、この「PTA団体補償制度」を指す

PTA主催・共催のイベント等における、傷害・物損等

PTA

 

PTA加入家庭の保護者

※PTA非加入家庭の保護者は対象外。ただし、PTA活動中における当該学校の生徒・児童は保護者の加入/非加入に関係なく補償

PTA加入世帯数×単価

※ただし、加入家庭の名簿の提出は、保険会社ごとの規定による

単位PTA→上部組織(区P等)→保険会社

原則無し

学生・こども総合保険

※エリアにより名称は異なるが「PTA」と入っていない

被保険者をお子さん等とした一般的な傷害・物損等

申し込むか否かは、各家庭の任意

申し込んだ家庭の保護者及び児童

※保護者が被保険者になる項目は賠償補償や育英補償などの一部のみとなり、保険全体としては、児童のみが補償対象の保険商品

該当保険サービスの定価×PTA規模(最終的な保険加入人数)による割引率

上部団体→保険会社

※原則、各家庭より収納代行会社(口座振替等)を通じ、上部団体が入金管理を行い、最終的に上部団体より保険会社に支払うことになるのが一般的。単位PTAが集金業務を担うことは滅多にないと思われる。

PTAからまとめて申し込むことによる割引有り

※割引率は、PTA(最終的な保険加入人数)により異なる

※あくまで一般的な例として記載しています。詳しくはそれぞれご契約の保険会社などより詳細情報をご確認ください。

 

Q2.単位PTAが上部組織(区P等)から脱退した場合・・・

●「学生・こども総合保険」に入っている保護者の上記⑥の割引は、適用されなくなるのでしょうか?
A:保険期間が終了した時点、次回更新時に当該上部組織の構成員(加入者)でなければ、割引の適用は受けられません。ただし、長期契約(3年間など)の契約であれば、その保険期間の途中で退会(構成員資格を失っていた)したとしても、契約からの脱退義務(解約など)は生じないというのが一般的です。

●団体割引率が適用されない(保険料がアップした)としても、保護者が望むなら、その保険に入り続けることは可能でしょうか?
A:契約できません。上部組織が運営する団体保険はあくまでも上部組織の構成員(加入者)しか契約できません。仮に割引率を適用しない内容でも契約されたい場合には、その同じ保険会社に直接相談し、個別のご契約をご依頼するのがいいかと思います。

●上部団体より脱退を決めた単位PTAは、“団体割引率を適用された保険に加入することが出来なくなってしまった保護者”に対し、代替案を提示する義務を負うのでしょうか?
A:これはあくまでも単位PTAさんが判断すべきことですので、「こうするべきです」とお答えできる内容ではないかと思います。
そもそも単位PTAは、上部組織からの恩恵があることを前提にはしていないでしょうから、その責務は生じないのでは、と思われます。ただ、上部組織より脱会することで、会員である保護者が一定程度の利益を喪失することは事実なため、それに対し、道義的な責任があると感じられるのであれば、善後策を講じるべきではないかと思いますす。

 

Q3.単位PTAが入っているPTA保険と、上部組織(区P・市P・県P・ブロックP)が入っているPTA保険の違いは・・・?

A:上部組織を通じて契約しても、単位PTAごとに契約しても、保険会社が同一であれば、原則保険内容や保険料はほとんど同じです。ただし、熱中症の補償可否など一部で意図的に差別化を行っている保険会社もあります。

 

Q4.PTAにも「個人情報漏洩保険」はありますか?

もしある場合、どうすれば申し込めますか?PTA団体保険と一緒に申し込むことは可能ですか?また、どのようなPTAが申し込み推奨PTAとなるのでしょうか?

A:「個人情報保護法」が2020年に改正され(改正法施行は2022年4月1日から)、PTAも個人情報取扱事業者となったため、本保険へのお問い合せも増えています。
契約を検討される場合は、まずは上部組織(直接の上部団体、または日Pなど)での取扱い実績の有無を確認ください。その上で、もし取扱いがない場合は、こちらまでお問合せください。

 

Q5.PTAと地域の団体が共催で行事を行った際は、「PTA」と「地域の団体」、どちらの入っている保険が適用になりますか?

A:「PTA」と「地域の団体」が、それぞれどういった補償内容の保険を契約しているかによります。また、補償対象者や事故の内容にもよりますので、一概には申し上げることができません。
具体的なご相談等がある場合は、こちらまでお問合せください。

 

Q6.PTA活動に地域のボランティアが参加する(した)場合、保険の対象になりますか?

例として、読み聞かせボランティアに卒業生保護者が参加する等、もし「ボランティア」の定義に規定等あるのであれば、教えてください。

A:どの保険会社も、PTA保険の約款に「ボランティア」を定義する条項はないと思われます。しかし、一般的に、「ボランティア」を「PTA行事への参加が事前にPTAにより認められている方」として、PTAが認知しているのであれば、対象になると考えられます。ただし、こういったケースは、PTAで判断するのではなく、必ず契約している保険会社や代理店へ確認されることをお薦めします。

 

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PTAをたすけるPTA'S(ピータス)_利用者の声(事例)_保護者講習

「市P連退会に伴い保険対象から外れてしまい困っていたので、PTAに特化した保険相談ができて助かりました」

 

 

 

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